ベシクタシュ、フォーティス・トルコ杯優勝で復活!(Milliyet紙)
2006年05月05日付 Milliyet紙

成績不振にあえいだシーズン後に勝ち取った勝利のお陰で、“カルタル(鷹)”の愛称で知られるサッカーチーム、ベシクタシュのユルドゥルム・デミロレン社長は、反対派からの厳しい批判から逃れることができた。往年のライバル、フェネルバフチェからのイズミルでの勝利により、“チームの手術”は棚上げとなった。

ベシクタシュは、フォーティス・トルコ杯での勝利でほぼ復活を果たした。シーズンの早い段階で優勝争いから脱落し、UEFAカップでも期待された成績を収められなかったカルタルは、唯一の望みをかけたトルコ杯で優勝を果たし、クラブをほっとさせた。シーズン中に去就が取りざたされ、反対派の激しい批判にさらされたユルドゥルム・デミロレン社長は、社長就任後初めての優勝で面目を保った。ジーン・ディガナ監督もフェネルバフチェのような強いライバルに対して勝ったことで信頼を取り戻し、名声を高めた。

■選手に笑み
トルコカップでの勝利はベシクタシュの選手たちに最も大きな恵みをもたらした。リーグ戦での不振でずっと話題に上っていた“チームの手術”の噂も、イズミルでの勝利で吹き飛んだ。
優勝の祝賀会後、選手たちを解散させずに一緒にパレードしたクヴァンチ・オクタイ副社長は「私は2年間批判され続けた。選手も本当にいろいろなことを言われてきた。だからこそ、カップ戦での優勝の意味はわれわれにとってとても大きかった。苦しんだ甲斐があった」と述べた。

■「皆に感謝」
チーム刷新の噂をきっぱりと否定したオクタイ副社長は、次のように続けた。「誰をどこにやるというのか?選手たちは皆一人一人大切だ。たしかにこのチームの誰かはチームを去るだろう。しかしチームを頭のてっぺんからつま先まで変える事は決して正しいことではない。それをするための十分な予算はないし、テュメル、セルゲン、イブラヒム・ウズルメズのようなスター選手を見つけることもできないからだ。彼らの代わりはいない。ベテランを放出するなんてことはない。たわ言に耳を貸さないでほしい。チームを支えているのはベテランなのだ。彼らはクラブに大きな喜びを与えてくれた。彼らに感謝する」。
オクタイ氏は、祝賀会ではとても感動したと言い、「テュメルが私に耳打ちしたことがあって、泣かないようこらえるのに苦労した」と話した。

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(翻訳者:山本 裕一)
(記事ID:2364)