イラク外相:イランは唯一の支援者 ハムシャフリー紙
2006年06月18日付 Hamshahri 紙

2006年6月18日付ハムシャフリー紙
【ISNA】イラク外相は「イランは努めてイラクの支援に手をさしのべてくれている、地域で唯一の国である」と述べた。

 ラジオ・アメリカによると、イラクのフーシュヤール・ズィーバーリー外相は、ニューヨークにあるアメリカ外交評議会での演説において、「イランのアプローチは特異である。彼らがやろうとしていることは他国とは異なっている。彼らはイラク政府を無力化させたり、弱体化させようともくろんでいるのではない。彼らはイラク政府を、友人であると考えてくれているからだ」と表明した。

 同外相はまた、「一点だけ、記憶にとどめておいて欲しいことがある。イランは〔バアス党体制からの〕イラクの体制変更と、〔暫定〕統治評議会の存在を正式に認めた最初の国である、ということだ」と付言した。

 ズィーバーリー外相はまた、「この国〔イラン〕が、13万の米軍が自らの国境を取り囲んでいる現状を不快に感じていることは確かだ。しかし他方、イランの宿敵の一つであるサッダームを追放し、彼らの脅威であったアフガニスタンのターリバーンを排除したのも、米軍である〔こともイランは理解している〕」との考えを述べた。

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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:2749 )