ダーバン国際映画祭:アボルファズル・ジャリーリー『Full or Empty』が最優秀賞を獲得 ハムシャフリー紙
2006年06月26日付 Hamshahri 紙

2006年6月26日付 ハムシャフリー紙19面

[イラン学生通信(ISNA)]
 南アフリカで開催された第27回ダーバン国際映画祭でアボルファズル・ジャリーリーの『Full or Empty』に最優秀賞が与えられた。またこの映画祭の最優秀脚本賞は『オフサイド』のジャアファル・パナーヒーとシャードメフル・ラースティーンが獲得した。

 ホルダード月24日(6月14日)から開催されている南アフリカのこのダーバン国際映画祭には数本のイラン映画が参加した。この期間、11日間にわたって上映されたの映画は、『Full or Empty』や『オフサイド』のほかに、マジード・マジーディー『マジュヌーン』、カーンビーズィヤー・パルトイー『トランジット・カフェ』、モハンマド・アフマディ『ごみくずの詩人』などである。

 ダーバン国際映画祭では政治、社会、環境、人権などをテーマにした世界50カ国からの300本の映画が上映された。

 この映画祭では特別招待作品として、ダルデンヌ兄弟(Jean-Pierre and Luc Dardenne)『子供』、ミヒャエル・ハネケ(Michael Haneke)『Hidden』、前回のダーバン国際映画祭で最優秀監督賞を獲得したパレスチナのアブー・アサド『これが天国だ』も上映された。


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( 翻訳者:下山伴子 )
( 記事ID:2855 )