ブッシュ大統領、エルドアン首相の会談申し入れに「今のところはなし」(Milliyet紙)
2006年06月07日付 Milliyet 紙

アメリカ合衆国大統領ジョージ・ブッシュは、多忙なスケジュールのためレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に対し“今のところ”会談の約束をしなかった。約一ヶ月前にブッシュ大統領に会談の申し入れを行ったエルドアン首相は、アメリカへの訪問が遅くとも9月には実現されると述べた。

入手された情報によると、ワシントンからブッシュ大統領は6月と7月が多忙であるとエルドアン首相の側近へ伝えられた。エルドアン首相は少し前に、アメリカ政府首脳とコネクションを築くために、特にイラン問題に関する意見交換の場を持つために可能な限り早くアメリカへ訪れたいと明らかにしていた。公正発展党の昨日の政党会議の後トルコ国民議会での業務をこなしたエルドアン首相は、議会から退席する際に、“アメリカ訪問が7月に実現する見込みがあるのか否か”という質問に対して、“今のところはないようだ”と答えた。エルドアン首相は、この訪問がいつ実現しうるのかという質問に対しても、“遅くとも秋に、9月ごろに実現するだろう。外務省が必要な調整を行なっている”と述べた。


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( 翻訳者:三澤 志乃富 )
( 記事ID:2647 )