幼児誘拐犯、死刑に処せられる  ハムシャフリー紙
2006年07月12日付 Hamshahri 紙


2006年7月12日 ハムシャフリー紙

【事件部】身に付けている金製品の略奪を目的として、妻と共謀し304人の幼児を誘拐した若い強盗が昨日午前6時、イスファハーン市のマレク三叉路で絞首刑に処せられた。

 本紙記者の報告によると、ようやく空が明るくなってきた頃、304人の幼児を誘拐した凶悪犯が入ってくるのをイスファハーン市のマレク三叉路では大勢の群集が待っていた。少しして、彼は絞首刑に処せられた。
 
 昨日朝6時を少し過ぎた頃、2台のベンツが処刑場へ入り、イスファハーン警察の警察官に包囲されたベフザード死刑囚が連れてこられた。刑務官が令状を読み上げ、刑務所の処刑執行人がベフザード死刑囚に近づき、何か申し述べることがあれば、話すよう求めた。全身クリーム色の服を身につけたベフザード死刑囚は、執行人を一瞥し「ただ、妻に会いたい。」と言った。彼の要望は刑務官らに伝えられたが、実現は叶わなかった。
 
 令状が読み上げられると、ベフザードは震える足で両手を後ろで縛られたまま、絞首台へと近づいていった。
 
 この凶悪人の処刑で、一夜にして金持ちになろうと目論み、各地で幼女を誘拐したこの若い男の犯罪には終止符が打たれるが、そこにいた人々は、幼児が誘拐されたときに味わった痛ましく恐ろしい瞬間は、簡単には忘れられるものではないと感じていた。

 処刑後、その場に立ち会っていたイスファハーンのハミードレザー・タバータバーイー判事は、本紙記者に対し、「この刑の執行は、市民の権利を脅かすものに対する真剣な警告の一つである。司法当局はどのような状況であれ、ならず者、素行不良者に屈することは無い。公共の治安を脅かす者に対する罰は、死刑のみである」と語った。



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( 翻訳者:關岡 敦子 )
( 記事ID:2963 )