16歳少女が薬物中毒死:入手経路はボーイフレンド(Milliyet紙)
2006年07月12日付 Milliyet 紙

 搬送された病院で息をひきとったメリス・アクプナル(16)さんが、友人らとヘロインを服用していたことが分かった。夫と離婚し、バイラムパシャからアタキョイへ引っ越した母のメレック・オズチュルクさんは、娘の高校中退や、不良の友人らとの付き合いに反対して手を尽くしたが、娘を止めることは出来なかった。アクプナルさんはバクルキョイ女子職業高校の2年生だったが、学校を辞めてしまった。

 昨日、アクプナルさんの友人らは事情聴取を受けた。E・U(17)さんは「フズル(メリスさんの交際相手)が私たちに2袋の麻薬をくれたんです。一つはヘロインで、もう一つはアヘンだったかもしれません。メルテルでヘロインを服用しました」と話した。Ö・C・Y(24) さんは3年近く麻薬を服用していたこと、AMATEM(アルコール・薬物依存症研究治療教育センター)で治療をしていたこと、最近では一週間前スィミット屋のトイレで麻薬を服用したことを語った。昨日、3人の友人らから病院で血液サンプルを採取した。

■父親は告訴
 昨日父親のレムズィ・アクプナルさんは、ファーティフ裁判所に赴き、娘の友人らを告訴したことを明らかにした。アクプナルさんは、娘の生活は秩序正しいものだったこと、ヘロインを服用した痕跡は身体上見あたらなかったことを述べた。アクプナルさんは、娘がある頃ピアスをつけ、黒い服を着始めていたことを述べ、「どんな子どもであれ、友達につかまっては家族に出来ることはもう何もない」と話した。

 娘のメリスさんとは夏期休暇にしか会わなかったと言うアクプナルさんは、「メリスが私の側にいたとき、しょっちゅうフズルと会っていた。ある時期二人は付き合っていた。でも、そいつがどんなやつだったか私たちは知らなかった」と話した。



Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:塚田真裕 )
( 記事ID:2969 )