南アメリカ最強のディフェンス、ルガーノ、フェネルバフチェ移籍へ(Hurriyet紙)
2006年07月18日付 Hurriyet 紙

フェネルバフチェは、ウルグアイ代表チームのキャプテンと合意に達した。南アメリカ最強のディフェンスである26歳のサッカー選手が、数日中に契約書にサインすることが待ち望まれている。

 フェネルバフチェは、国外からの移籍の最初の衝撃的ニュースを、ディエゴ・ルガーノを獲得して炸裂させるつもりだ。アルツール・ジーコ監督が一昨日おこなった記者会見で、彼を「南アメリカ最強のディフェンス」と語り、本人と所属クラブであるサンパウロFCとはあらゆる点で同意に至ったこと、もはや(契約書への)サインのみであることがわかった。ここ2年間南アメリカの年間優秀選手にして、ブラジルに移籍した最強のディフェンスとして紹介されたルガーノはストッパーや左サイドバックのポジションをつとめたこと、またフェネルは昨シーズンも彼との契約に興味を示したが、出場外国人枠が埋まっていたために移籍が実現できなかったことが、述べられた。

■ビッグクラブから奪取した
 ルガーノの代理人であるジュアン・フィゲルがフェネルのブラジル人選手アレックスとルシアーノの代理人でもあることと同時に、彼のパートナーのクリスティアンが3日前にジーコと共にフェネルのオランダキャンプを訪れ、副代表のイルハン・エクシオール氏、ネシェット・ヤルチュン氏と会談したことが述べられた。ディエゴ・ルガーノにはレアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、ミランといった世界的ビッグクラブからもオファーがあるが、同選手はジーコが監督であることに留意してフェネルのオファーにイエスと答えていることがあきらかになった。
 ウルグアイ代表チームのキャプテンも務め、サンパウロFCの一員としてサンパウロ州選手権、リベルタドーレス杯、世界クラブ選手権で優勝を経験したルガーノが、数日中にイスタンブルで正式に契約書にサインすることが期待されている。同時に、イタリア国籍をもつルガーノの(獲得の)ためフェネルがサンパウロFCに400万ドルの移籍金を支払う予定であると発表された。
 

 


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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:3025 )