アフマディー・ネジャード大統領からバッシャール・アサド大統領へのメッセージ:イランはシリアを支持する ハムシャフリー紙
2006年07月18日付 Hamshahri 紙

【政治部】ここ数日、地域が不穏な事態になっており、シオニスト政権によってシリアの治安が脅かされていることをうけ、イランはシリアに対する外交上の支持を決然と宣言した。マフムード・アフマディー・ネジャード大統領は昨日、シリアの僚友であるバッシャール・アサド大統領に宛てた特別のメッセージをイラン外相に託し、外相をダマスカスへ派遣した。マヌーチェフル・モッタキー外相は、短い訪問ではあるが急遽ダマスカス入りし、その足でバッシャール・アサド大統領を訪問するため大統領官邸へ向かった。

モッタキー外相と会見し、アフマディー・ネジャード大統領からのメッセージを手渡されたバッシャール・アサド大統領は、メッセージを受け取ったことを発表し、「この問題に関してアフマディー・ネジャード大統領は、いかなる脅威、侵害があろうともイランがシリアを支持する旨を強調なさった」と伝えた。ダマスカス発BBCは、マヌーチェフル・モッタキー外相のダマスカス訪問はイラン・シリア両国間の特別な関係を示すものだと報じた。

ヒズブッラー武装勢力とシオニスト軍との6昼夜にわたる戦闘後、イスラエルは、ヒズブッラー武装勢力が以前では考えられないような目標をミサイルで狙ってくること、自分たちがこれほど苦戦させられるとは思っていなかったことを認めた。

ハーシェミー・ラフサンジャーニー体制公益判別評議会議長も昨日、リビア大使との会見の中で、イランがパレスチナの被抑圧民を支持することを伝え、また先日のサミットでG8がパレスチナやレバノンの被抑圧民が殺戮されていることに無関心だったことを遺憾とし、「イスラーム諸国民は、イスラームと神の力を頼りに対策を練って困難を乗り切るだろう」と語った。


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( 翻訳者:中西 悠喜 )
( 記事ID:3031 )