“イスタンブルのベッカム”、遊泳中のボート事故で亡くなる(Milliyet紙)
2006年07月22日付 Milliyet紙

「ベッカム」の愛称を持つ若いサッカー選手、ルドヴァン・ベデルは、ブュユクチェクメジェで遊泳中にボートのスクリューに接触して大けがを負っていたが、治療を受けていた病院で亡くなった。

ルドヴァン・ベデル(16歳)は、28日前にブュユクチェクメジェで友人とともにボート旅行へ出かけ、泳いでいるときにボートのスクリューに接触して負傷していたが、亡くなった。
イスタンブルスポル(トルコリーグ2部のサッカーチーム)の下部組織でプレーしていたベデルは、6月26日に起こった事故で右足を失っていた。腹部にも裂傷を負い、腸に生じた感染症を治療するため、イスタンブル大学医学部病院で8回手術を受けた。これらの施術にも関わらず、身体の感染症が除去できなかったベデルは、昨日早朝に亡くなった。医師団は、彼が遭遇した事故で腹部に負った深い裂傷と、身体への感染症のため亡くなったことを明らかにした。母親のギュジン・べデルと父親のハサン・ベデルは、病院で生死の境をさまよっていた息子から片時も離れず、一人にしなかった。家には帰らず、病院の庭に駐車したミニバスの中で生活し始めた両親は、息子の訃報を知って泣き崩れた。父のハサン・べデルは痛ましい知らせを受けて、「とても辛い。何も言葉が見つからない」と言って泣いた。

■ルドヴァンの名前が腕に

互いに抱き合って慰めを得ようとしていた母親のギュジンと父親のハサンの手には、息子の名前の頭文字を刺青しているのが見えた。ルドヴァンが回復するよう、そして治療費の助けになるようにと、ギターを弾いてお金を集めた友人らは、病院の庭で涙を流した。互いに抱き合って泣いた友人の内の何人かの腕にも、ルドヴァンの名前が書いてあるのが見えた。若いサッカー選手は明日、ミーマールスィナン・クバー・ジャーミィで正午の礼拝に続いて行われる葬儀で、最後の旅路に送られる。

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(翻訳者:林 奈緒子)
(記事ID:3052)