「一部のマス・メディアは、シオニスト体制の弁護士のような報道をしている」:ナーデラーン議員が強く非難 シャルグ紙
2006年07月20日付 Sharq 紙

2006年7月20日付シャルグ紙2面

【IRNA】テヘラン選出で国会原理主義派の中央評議会の委員であるエリヤース・ナーデラーン議員は、「一部の国内マス・メディアは、シオニスト体制の弁護士のような役割を演じている」と声を荒げた。

 昨日の公開本会議で演説したナーデラーン議員は、一部の国内マス・メディアはシオニスト体制の最近の犯罪行為を正当防衛であるかのように扱っていると指摘、「イスラエルに何千人もの捕虜を取られている者が、この体制に侵入することは許されないが、シオニスト体制はたった二人か三人の捕虜のために犯罪行為を犯しても良い、というのはいかなる方便か」と詰め寄った。

 同議員は、「これらの雇われ文筆家どもは、イスラームの寛容さを悪用している」とした上で、レバノンのヒズブッラーとその指導者セイエド・ハサン・ナスルッラーに感謝の意を捧げ、「ああ、我らもあなた方のそばで殉教できたなら」と述べた。

 原理主義派に属する同議員はまた、ヒズブッラーの戦闘員らは自国の領土保全という正当な目的のために闘っているのだとした上で、「その一方でイスラエルという野蛮なる体制の支持者どもは、ヒズブッラーの武装解除なるものを持ち出している」と憤った。

 ナーデラーン議員はまた、パレスチナ南部でのシオニスト体制の犯罪行為に触れ、「イスラエル体制がパレスチナとレバノンの若者らの力によって滅亡せんことを」と願望を表明した。

〔後略〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3058 )