イラン人殉教志願者、レバノンには派遣されず シャルグ紙
2006年07月22日付 Sharq 紙

2006年7月22日付シャルグ紙2面

【ISNA】バスィージ抵抗軍指揮官は、イラン人殉教志願者らがレバノンに派遣されたとの話を否定し、「このような話は、国の正式な機関とはまったく関係がなく、〔一部の者による〕宣伝活動にすぎない」と述べた。

 ヘジャーズィー司令官はこう述べた上で、記者団に対しさらに次のように付け加えた。「このような主張は正しくない。明らかに自然発生的と思われる一部集団が、他のもろもろの機関と調整することなく、また公式筋の了承を得ることなく、熱血漢の若者たちの関心を引き付けるためだけに、このような主張を宣伝として行っているにすぎない。恐らく彼らの意図自体は善良なものなのだろうが、その方法は誤っている。我らが若者たちが国と革命、体制を守るべく馳せ参じるために、このような人工的な雰囲気をこしらえる必要などないのだ」。

 同司令官はまた、イランが最近のレバノンでの出来事に介入しているのではないかとの主張に対し、「このような主張は、イスラエルの妄想にすぎない。レバノンのイスラーム抵抗組織の司令官や責任者らも、それを否定している」と反論した。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3066 )