アフマディーネジャード大統領、メルケル・ドイツ首相宛てに書簡 ハムシャフリー紙
2006年07月22日付 Hamshahri 紙

2006年7月22日付ハムシャフリー紙政治面

【政治部】マヌーチェフル・モッタキー外相は、水曜日午後、メルケル首相宛のマフムード・アフマディーネジャード大統領の書簡を在テヘラン・ドイツ大使館当局者に手渡した。ドイツ大使館は、本紙ハムシャフリーの取材に応じ、この事実を認めた。

 昨日、ドイツ政府報道官がベルリンでAP通信の取材に対し語ったところによると、アンゲラー・メルケル首相は書簡に目を通したということだ。ウルリッヒ・ヴィルヘルム(Ulrich Wilhelm)報道官は、「この書簡にはイラン核問題への言及は無く、中東問題におけるイラン・イスラーム共和国当局の立場が述べられていた。また、アフマディーネジャード大統領の書簡の中では、イスラエルとホロコーストの問題についても触れられていたが、ドイツ政府にとって受け入れることのできないものだった」と語った。

 ロイター通信は、書簡を読んだという匿名の関係筋の発言をもとに、同書簡でイランは、中東問題の解決のためイランと協力するようドイツに求めたと伝えた。

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( 翻訳者:飯田晃大 )
( 記事ID:3067 )