アフマディーネジャード大統領、トルコ首相と電話会談:イスラーム諸国会議機構臨時会議の開催を要求 ハムシャフリー紙
2006年07月22日付 Hamshahri 紙

2006年7月22日ハムシャフリー紙政治面

【IRNA】マフムード・アフマディーネジャード大統領は、イスラエルによるレバノン攻撃を終わらせるために、イスラーム諸国会議機構臨時会議を即時開催するよう求めた。

 アフマディーネジャード大統領は金曜日にトルコのレジェップ・タイップ・エルドアン首相と電話で会談し、イスラーム諸国会議機構の加盟国、特に近隣地域の加盟国間で中身の濃い話し合いを行う必要性を説いた。

 大統領は、関係する国際機関、特に国連と国連安全保障理事会が民間人の殺戮というシオニスト体制の犯罪に沈黙し、さらに一部の西洋諸国はそれを支持すらしていることに触れて、イスラエルの攻撃を終わらせるためには、イスラーム諸国がより積極的に行動する必要があると強調し、さらに「一部の世界の列強の無関心に対する地域の諸国民の怒りは、時々刻々と増大しつつある。その怒りが危機的状況まで達した場合、この地域の諸国民と彼ら、特にヨーロッパの人々との古くからの関係は重大な問題に直面するだろう」と述べた。

 トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン首相も、この会談の中で地域の平和と安定の維持におけるイラン・イスラーム共和国の役割に触れて、抑圧されているレバノンの人々を救援するための共通の手段を、地域諸国が確立する必要があると呼びかけた。

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( 翻訳者:飯田晃大 )
( 記事ID:3068 )