イランからレバノンへの5回目の支援物資 シャルグ紙
2006年07月25日付 Sharq 紙

【IRNA】イラン赤新月社が用意した、占領シオニストの侵略で被害を被っているレバノンへの5回目の人道支援物資が日曜夜ダマスカス空港に着いた。それまでの2日間に4回、イランの支援物資がダマスカスに入り、漸次レバノンに送られることになっている。

支援物資がダマスカス入りした時、シリア赤新月社の責任者らとともに空港に姿を現したイランのガザンファル・ロクンアーバーディー代理大使は次のように述べた。「イランイスラーム共和国は、占領者に対するレバノンのイスラーム的抵抗を政治的に支援し、レバノンの人々に使ってもらうための人道支援物資をこれまで数回送ってきた。イラン赤新月社は外務省と調整し、救急車3台、食料、薬品、医療品などの人道物資をレバノンの被抑圧民に送ってきた」。

このイランの外交官は、さらなる支援物資がレバノンに送られることを明らかにし、「数日後には救急車20台、食料38トン、それに薬品類が、戦火に疲弊しているレバノン国民に送られる」と述べた。国際関係を支配しているダブルスタンダードを非難したロクンアーバーディー氏は、「国際社会は、一部の国がイスラエルを軍事的に支援してレバノンとパレスチナの罪なき人々に死と荒廃をもたらすのをよしとしていることに目をつむっている」と述べた。

マンスール・アーガーナスィーリー・イラン赤新月社救援救助連合会長もIRNA記者にたいし、「これらの支援物資は辛抱強いレバノン国民を助けるためのもので、占領シオニストの野蛮な侵略に対抗する際の後ろ盾となるだろう。先の2日間にテヘランからダマスカス入りした4回の物資に含まれていたのは、寝袋や、米、砂糖、デーツ、ナーンなどの食料、薬品、医療器具だ」と述べた。


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( 翻訳者:吉村 かすみ )
( 記事ID:3091 )