テヘランで反シオニズム・デモ シャルグ紙
2006年07月29日付 Sharq 紙

2006年7月29日付シャルグ紙2面

【ISNA】昨日、テヘランの金曜礼拝参加者数百名がデモ行進に参加し、レバノンに馳せ参じる用意がある旨宣言、日増しに増大するシオニスト体制の犯罪行為・侵略に対するレバノン・ヒズブッラーの激しい抵抗に、支持を表明した。

 デモ行進の参加者らは最後に、革命広場に集まり、声明を読み上げた。声明の一部では、次のようなメッセージがみられる。「数十名の子どもと数百名の老若男女が殺戮され、数千名の丸腰の人々が傷を負い、一般人が暮らす非軍事地域が破壊されてから、現在で2週間以上が経過した。シオニスト占領体制による陸海空三方面からのガザ及びレバノンへの野蛮な侵略行為は、犯罪者アメリカと血に飢えたイギリス、そして一部のアラブ・ムスリム指導者による問答無用の支持のもとで犯されている」。

 同声明ではさらに、次のように付け加えられている。「われわれは、ガザ及びレバノンを掠奪するイスラエルの組織犯罪に対して嫌悪の念を表明するとともに、ガザの人々の抵抗と聖なる闘争、特にレバノン人民、ハマース政権、及びヒズブッラーによるイスラーム抵抗運動を断固支持する。そしてわれわれは、彼らに対する連帯を宣言するとともに、われわれ殉教志願兵が彼らのもとに馳せ参じる余地を認めて頂くことを、彼らに対し希望する所存である。われわれはまた、テル・アヴィヴにヒズブッラーのミサイルを見舞うことで、血に飢えたシオニストどもに対して、最近殉教した者たちの復讐を果たすことを望む」。

 同声明の最後には、次のように述べられている。「最後に、われわれの信念を申し上げるならば、たとえレバノンの全面的抵抗が、レバノン国民とヒズブッラー抵抗運動の戦士たちの固い絆をその基礎としているとしても、ホッジャトルエスラーム・セイエド・ハサン・ナスルッラー〔ヒズブッラー指導者〕にはホメイニーとハーメネイーの血が脈々と流れているのであり、彼の聡明さと思慮に対して無関心ではいられないのである」。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3138 )