ワールドカップ準決勝を前に、ローマ教皇の悩みとは・・・(Hurriyet紙)
2006年07月02日付 Hurriyet紙

 ワールドカップの興奮が、教皇をふくめバチカンの頂点にいるカトリック教徒たちをも、巻き込んでいる。
ローマカトリック教会のあるイタリアで暮らすドイツ人教皇、ベネディクト16世が、火曜日に行われるドイツ対イタリアの準決勝で、どちらのチームを応援するかが注目の的となっている。

ガゼッタ・デロ・スポルト紙の記事によれば、教皇は中立の名の下に両チームを応援することを選んでいる。
この件での教皇の行動に関する情報は、ベネディクト16世の個人秘書、ゲオログ・ゲンスヴァインの話に基づいている。

自身もドイツ人であるゲンスヴァインは、「教皇は常に中立であられる。そのため火曜日には、法王の御心をドイツ、イタリア両国のためにお与えになるだろう。しかし秘書として、私はドイツを応援する」と話した。
ゲンスヴァインは、このことについてエスプリをきかせ「私の部屋には両国の国旗がある。両国の国旗を部屋の窓に掲げるかもしれません」と話した。

ゲンスヴァインは、火曜日に行われる試合を観戦するために、バチカンにある教皇の家に大型スクリーンのテレビを置くことも話した。試合観戦の間、4人のイタリア人修道士と、バチカンの国務省新長官(首相)タルチジオ・ベルトーネ枢機卿も、教皇とともに観戦する。

ベルトーネ枢機卿は、FCユベントスのサポーターであることが知られており、そのためイタリア代表のサポーターになる見込みだ。イタリア人修道士たちも、自国の勝利を望むことは普通であると明らかにしている。
この状況では、火曜日に行われるドイツ対イタリアの準決勝の時、教皇の家ではイタリアサポーターが有利になる。

教皇の個人秘書であるゲンスヴァインは、自国ドイツを応援するだろう。国務省長官のベルトーネ枢機卿とイタリア人修道士はアズーリの為に声援を送るだろう。

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(翻訳者:丹羽貴弥)
(記事ID:2880)