イランのアフマディネジャード大統領、ブログを開設(Milliyet紙)
2006年08月15日付 Milliyet 紙

イランのマフムード・アフマディネジャード大統領も、インターネット上で伝染病のように流行しているブログ(インターネット上の日記)にハマった!アドレスはwww.ahmadinejad.irで、まずはペルシャ語、アラビア語、英語で公開を始め、フランス語版の準備も進めている。インターネット日記の初回の記事を祈りの言葉で始めた同大統領は、自身が「名家の威信や、都市生活の素晴らしさの残っていた時代」である1956年8月にテヘランから90キロメートル東に離れたガルムサル村で生まれたと書いた。

モハンマド・レザー・パフラヴィーの統治下でイランが貧困化していったと述べた同大統領は、それが原因で彼の家族がテヘランへ移住せざるを得なくなったことを告白した。同大統領は、自身が非常に優秀な学生だったと述べ、高校時代には友人に授業をしていたこと、さらに大学の試験では鼻血を出しながらも40万人中132番の成績を収めたことを書き記した。

■主張に満ちたブログ

大学時代にイラン・イスラム革命が起こったと記したアフマディネジャード大統領は、この時代にアメリカとイギリスの「操り人形」であるシャーの打倒運動をしながら、一方で授業には欠かさず出席したと述べた。ホメイニー師のイランへの帰還を「歴史的瞬間」と位置付けた同大統領は、(イラン・イスラム)革命後に国民がどのような政体を望むのか国民投票を行い、その結果イスラム共和国が選ばれたと述べた。

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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:3274 )