エルドアン・ブッシュ会談やっと実現か:問題はドイツ首相とのダブルブッキング(Milliyet紙)
2006年08月16日付 Milliyet 紙

 エルドアン首相が待ちに待ったホワイトハウスでの会談は、ドイツのメルケル首相の来訪日とかち合ってしまった。解決が図られているところである。

 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は、長い間ブッシュ大統領との会談を待ち望んでいたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に対し、会談に前向きな姿勢を示した。エルドアン首相は、ブッシュ大統領との会談実施を数ヶ月間待ち望んでいたが、ブッシュ大統領側の過密スケジュールを理由に承諾を得られなかった。しかし今回、ホワイトハウス会談を10月5日~6日に開催する方向での承諾を得たのである。ところがこの日は他の会談とかち合ってしまっていることが分かり、関係者を悩ませている。
 同日は、ドイツのメルケル首相が実業家らの同行で訪土することが予定されている。この件について首相府は日程変更を求めてドイツ政府に打診した。しかしドイツ側からはまだ返答がないという。外交筋は、メルケル首相もスケジュールがつまっており、ずっと以前から決まっていた予定をどのように変更するか、事態は不透明であるという。

■交渉は続いている
 首相府筋は、「アメリカ大統領から会談の約束は来たが、他の訪土スケジュールとかち合ってしまった。これに関して我々は引き続き交渉を続ける」と述べるにとどめた。


関連記事:
2006-06-07  ブッシュ大統領、エルドアン首相の会談申し入れに「今のところはなし」(Milliyet紙)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News200667_2647.html

Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:3281 )