レバノン・パレスチナのドキュメンタリー映画11本が10州で上映 ハムシャフリー紙
2006年08月28日付 Hamshahri 紙

2006年8月28日付ハムシャフリー紙

【メフル】レバノン及びパレスチナの海外短編ドキュメンタリー映画11本が、「イスラーム緑の地における覚醒と抵抗の出現」と題して、昨日シャフリーヴァル月5日〔8月27日〕より全国10州で同時上映されている。

 2001年4月に起きたイスラエル軍によるジェニーン・キャンプへの侵略を描く、パレスチナのムハンマド・バクリー監督による『ジェニーン』や、パレスチナ人民の闘争と11歳の少女の殉教を描く、パレスチナのムーターズ・ジャーンクート監督による『サーラーからの手紙』が上映される。

 また、レバノンのミールナー・シャブルー監督による『ジハード』は占領地におけるムスリムの闘争を歴史的観点から描き、同じくレバノンのマーヒル・アビー・サーマッラー監督による『ハディージャとザイナブ、ヒズブッラーの女たち』は、政治・社会生活への二人の女性の影響を写す作品となっている。また、ムーターズ・ジャーンクート監督の『私の子供時代と石』は、パレスチナの子どもたちが送っている恐ろしい生活を描き出している。

 「イスラーム緑の地における覚醒と抵抗の出現:パレスチナ・レバノンの短辺ドキュメンタリー映画を観る」は、明日シャフリーヴァル月7日〔8月29日〕まで、《イラン青年映画協会》及び《ドキュメンタリー体験映画普及センター》の協力で、マシュハド、ハメダーン、セムナーン、ザーヘダーン・アーバーダーン、ケルマーン、ラーヒージャーン、キャラジ、エスラームシャフル、ゴム、トゥーイセルカーンの各都市で催される。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3358 )