労働法改正の草案、モルダード月末に固まる見通し シャルグ紙
2006年08月01日付 Sharq 紙

2006年8月1日付シャルグ紙経済面

モハンマド・ジャフロミー労働・社会問題相は、労働法改正法案の草案が、このモルダード月末[モルダード月末日(31日)は、西暦8月22日にあたる]にも完成し発表されると発言した。同労働相は、これについて、労働法改正法案草案は、労働省の専門家らによって審議されており、モルダード月末には内容が固まる予定であり、発表される見通しだと述べた。

ジャフロミー労働相は、これに先だって、次のように発言していた。「労働法は、国の現在の経済に必要な内容を定めている。労働法が定めるいくつかの条項の改正は、同法の不備により国の労働市場が抱えている問題を解決するであろう。」

同労働相は、イスラーム評議会(国会)の52人の議員が5章から成る単一条項において提起した、臨時[雇用]契約の仕組みに関する改正案について、次のように述べた。「国会議員らによる、この問題に関する法案は、非常に心温まるものである。しかし、問題の法案の施行は、一時的で、期間や季節が限定された形での臨時契約の問題を、不十分な形で、ほんの短期間、解決するだけだろう。臨時契約に関わる法律が、根本的な形で労働法において改正されない限り、問題はこれまで同様に続いていくだろう。」



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( 翻訳者:前田君江 )
( 記事ID:3178 )