F1で北キプロス大統領による賞授与パフォーマンスに5百万ドルの罰金確定(Radikal紙)
2006年09月20日付 Radikal紙

 FIA (国際自動車連盟)は、F1トルコグランプリで北キプロス・トルコ共和国のメフメト・アリ・タラト大統領が表彰式に臨んだことに対して、高額な罰金刑を科した。国際的に認知されていない北キプロス共和国の大統領という肩書きでタラト氏が賞を授与したことについてFIAは、トルコが計画的にF1に政治を介入させたとみなした。そしてトルコに対し500万ドル(約5億9千万円)の罰金を科した。

8月27日に行われたレースの結果、優勝したフェリペ・マッサへのトロフィーをタラト大統領が授与したことについて、FIAは調査を開始させている。その調査では、昨日の朝、トルコから事情説明に訪れた一行からも意見聴取が行われた。同日正午頃にFIAは処罰内容を発表し、トルコに対してモータースポーツ史上最も高額な罰金を科した。

処罰内容の発表に続き、F1トルコグランプリの大会運営にあたったモータースポーツ協会(MSO)とトルコ自動車スポーツ連盟(TOSFED)の担当者は、罰金が非常に高額であることを強調する一方で、トルコがレース開催地から除外されなかったことに大きな意味があると語った。トルコ自動車スポーツ連盟のミュムタズ・タヒンジオール会長は、処罰内容が判明した後に行った会見で次のように語った。
「我々はいかなるときもスポーツを政治に利用したことはありません。FIAの事情聴取では、このような不運な出来事は初めてですと申し上げました。決定が下されましたので、その判断については世論にゆだねますが、レース開催地から除外されるというようなより重罰に処せられる可能性もあったのです。」

※関連記事:
“F1事件”の割を食う世界ラリー選手権 ―国際自動車連盟(FIA)、トルコ開催を再協議(2006年9月2日、Milliyet紙)http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News200692_3402.html

F1トルコグランプリ、勝者フェリッペ・マッサ(フェラーリ)へのトロフィー授与は、タラト北キプロス大統領(2006年8月28日、Hurriyet紙)http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News2006828_3365.html


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(翻訳者:塚田真裕)
(記事ID:3543)