テヘランの金曜礼拝参加者ら、ローマ法皇に正式の謝罪を求める ハムシャフリー紙
2006年09月23日付 Hamshahri 紙

2006年9月23日付ハムシャフリー紙

【政治部】テヘランの礼拝参加者らは昨日正午、金曜礼拝を終えた後、ローマ法皇の侮蔑的発言に抗議するデモ行進を行い、カトリック信者の指導者はイスラーム世界に対して可及的速やかに謝罪する必要があると強調した。

 モハンマド・レザー・バーホナル国会副議長は、同抗議集会の特別演説者として演説し、イラン国民及びイスラーム世界が法皇に対し迅速に抗議の声を上げたことに謝意を表明した上で、「ローマ法皇閣下には再度、正式に自らの過ちを詫び、その上で神聖なる諸宗教間の対話へ向けた努力を、ともに始めるよう求める」と表明した。

 ローマ法皇のイスラームに関する発言への抗議集会・デモは、金曜礼拝後、全国の他の都市でも行われた。また、これらの抗議運動は、他のイスラーム諸国で行われた抗議運動と同時に実施された。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:3566 )