断食月の太鼓たたき禁止に抗議(Hurriyet紙)
2006年09月25日付 Hurriyet 紙

 ベイオール(イスタンブル市の新市街の繁華街)で、ラマザン中に太鼓をたたくことが禁止されたことについて、禁止の撤回を求めて太鼓たたき達がトプハーネのトムトム地区で昨夜2時半に、太鼓をたたきながら署名を集めた。

 太鼓たたき達は、後にもサフル(ラマザン中の日の出前の食事)の時間に同地区で太鼓をたたきながら、幾つもの郡で太鼓たたきが禁止されたことについて抗議した。
太鼓たたきのサキプ・チェリキシュさんは、「断食している人にもしていない人にも敬意を表さなければならない。太鼓たたきは私たちの伝統だ。干渉するな。もし太鼓の音で不快だという人は、他の場所へ行けばいいし、ベイオールやベイオール周辺で朝まで騒々しい歓楽地を閉鎖すればいい。金に執着してるんじゃないが、この仕事で飯を食べてるんだ」と話した。
 太鼓の音を聞いてサフル(日の出前の食事)をするため、起きて家のベランダに出てきた何人かの人々も、「ラマザンで太鼓をたたく伝統は続けるべき」と口にした。



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( 翻訳者:及川治香 )
( 記事ID:3583 )