半額航空券用の証明書を発行してもらえず、大学生が批判の声 シャルグ紙
2006年09月02日付 Sharq 紙

シャルグ紙社会ニュース面左コラム

【イラン学生通信】国外のイラン人留学生を対象にシャフリーヴァル月初めから〔西暦8月23日~〕航空券代を50%割引くサービスを提供することが閣議で承認されていたが、これが実行されなかったため、一部の学生から批判の声が上がっている。

閣議はホルダード月〔西暦5月22日~6月21日〕、外国在住のイラン人学生とその家族にこの50%割引きを適用することを承認した。内閣が考えていたのは留学中のイラン人及びその配偶者と子である。

インドに留学している或るイラン人学生は、この承認事項の関係機関が調整を怠っていることを批判し、イラン学生通信にこう語った。「大学の活動が9月から始まるというのに、残念なことに外務省から証明書が発行されなかったため、私は半額航空券を入手することができなかった。外務省の責任者は航空券発券用の証明書をイランエアーに提出することを拒否し、そのような証明書を発行する義務はないと言っている」。

別の学生はこう語った。「イランエアーは半額航空券を発券してもよいと外務省に伝えてあるが、外務省責任者が申請した学生に証明書を出さない」。この学生は関係機関同士で調整がついていないことを批判し、問題の解決を求めるとともに、留学先の大学から就学を断られたりする前に、調整をつけて解決してほしいとの希望を述べた。


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( 翻訳者:吉村 かすみ )
( 記事ID:3399 )