“F1事件”の割を食う世界ラリー選手権 ―国際自動車連盟(FIA)、トルコ開催を再協議(Milliyet紙)
2006年09月02日付 Milliyet紙

F1トルコグランプリで優勝者への賞の授与をメフメト・アリ・タラト北キプロス・トルコ共和国(北キプロス)大統領が行ったことに端を発する危機的状況の余波により、世界ラリー選手権のトルコ開催がなくなる可能性も出てきた。

トルコモータースポーツ連盟(TOSFED)は、国際自動車連盟(FIA)に送った報告書に基づいて“F1事件”についての結論が下される10月18日のFIA評議会の会合で、同時に世界ラリー選手権のトルコ・ラリーを再度日程に組み入れるかどうかも協議されることが明らかになった。
TOSFEDのミュムタズ・タヒンジオール会長は、F1事件がとても悪いタイミングで起こったと述べ、「2つの問題が同時に議題に取り上げられるだろう。いずれかを犠牲にせざるを得ない事態にならなければよいが」と述べた。

一方でFIAは、メフメト・アリ・タラト北キプロス大統領がトロフィーを授与したことについてトルコから説明を求めた。TOSFEDとレースの主催者(モータースポーツ協会)は、「なぜこのような政治的パフォーマンスが行われたのか」を解明する目的で、9月19日にパリで開かれる(FIAの)臨時会議へ召喚された。


※今年の世界ラリー選手権トルコ大会(ラリー・オブ・ターキー)は10月13日から15日まで地中海沿岸のアンタリヤ県ケメルを中心に予定通り開催される模様。
参考:世界ラリー選手権日本語公式サイト(http://www.e-wrc.jp/schedule/index.html)
※関連記事:F1トルコグランプリ、勝者フェリッペ・マッサ(フェラーリ)へのトロフィー授与は、タラト北キプロス大統領(2006年8月28日、Hurriyet紙)http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News2006828_3365.html

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(翻訳者:古瀬 由加里)
(記事ID:3402)