エルドアン首相エチオピアへ
2007年01月31日付 Zaman 紙

エルドアン首相はアフリカ連合(AU)首脳会議に参加するため訪問したエチオピアで貧困地区を視察した。

首相は目にした光景に対し「こうした場所を見ると心からきまり悪さを感じる」と語った。窓がなく一部屋だけの、台所、洗面所、トイレがない家で目の当たりにした光景に対峙して、首相は相当に心を動かされた様子だ。首相はあるバラックの家の前で報道関係者の質問に対し、「ダルフールには難民キャンプがあった。しかし、ここは人々が生活する場所だ。我々は首都の中心にいる。そこにシェラトンホテルがある。こうした場所を目にすると、心からきまり悪さを感じる。ここでは餓え、病気といった類が全てある」と話した。

■アフリカサミットをイスタンブルで
昨日〔1月30日〕、エルドアン首相は南アフリカ共和国のタボ・ムベキ大統領、コンゴ共和国のサスヌゲソ大統領、イランのマヌーチェフル・モッタキー外務大臣とそれぞれ会談した。このとき首相は、6月にトルコでアフリカ各国首脳が参加するサミットを開催することを発表した。

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( 翻訳者:塚田真裕 )
( 記事ID:10041 )