若者はコーヒーが好きー 世界のコーヒー・チェーン店 トルコに進出
2007年02月18日付 Radikal 紙

 トルコの若者たちが、コーヒーへの興味を高め、収入が増えて外で過ごす時間が増加したことによって、コーヒー・チェーン店がトルコにも進出している。スターバックスからロバート・コーヒーに至るまで様々な有名チェーン店が、店舗数を増やしている。

何年も「チャイ(紅茶)好きの国」と知られてきたトルコであるが、近年は世界の有名チェーン店が出店を競い合う市場になっている。トルコにおける国際的なコーヒー・チェーン店市場における草分け的な存在であるグロリア・ジーンズに続いて、クウェートのアルシャヤ・グループと提携するスターバックス・コーヒー、フィンランドのロバート・コーヒー、アメリカのバーニーズといった世界的な有名ブランドがトルコ消費者に接触しようと、出店を競い合う一方、カフェ・クラウン、カフヴェ・デュンヤスなどトルコのライバル企業も、彼らにプレッシャーを与えている。

チェーン店とともに、ベベキ、バーダト通りなどの繁華街では、個性的なコーヒー屋さんが次々と開店している。一般的にはチャイ好きの国と知られるトルコにこのような有名ブランドが進出している一番の要因は、「一人当たりの国民収入の増加によって、若者が外で時間を過ごす傾向が高くなったこと、ヨーロッパに比べてコーヒーの消費量が低いこと」が挙げられる。

■ 2倍に拡大

ヨーロッパでは3キログラム、スカンディナビア諸国では10キログラムである一人当たりのコーヒー消費量は、トルコではまだ200グラム程度であるが、この分野の関係者は、この数字が今後大きくなり、そこに魅力を感じているのだ、と述べた。

トルコに最初に進出した、世界的コーヒー・チェーン店であるグロリア・ジーンズ・コーヒー(以下GJC‘s)は、2倍に規模の拡大に成功し、昨年はGJC‘sが展開する各国中、「最も成功した国」の栄誉に浴した。イスタンブルでは21店舗、アンカラでは6店舗、イズミルでは5店舗と計32店舗でサービスを提供しているこのブランドは、今年はアンタリヤ、ブルサ、エスキシェヒル、メルスィンといった都市に進出し、55店舗に達する予定である。

フィンランドのロバート・コーヒーは、新規参入にも関わらず、今年の末までに9店舗の新規開店を目指しており、14店舗を展開するカフェ・クラウンは、(新店舗の)数を30まで引き上げる計画である。スターバックスはといえば、現在は67店舗を展開しており、2007年に急拡大している。

グロリア・コーヒーの市場・渉外部長のエスラ・アルサンは、コーヒー・チェーン店にとってトルコがとても魅力的であると評価し、市場に参入した、あるいは参入を計画している国際的なブランドが増加していることが、それを如実に証明していると述べ、「実際、トルコにはこの点に関しての潜在的な可能性があるが、ごく最近拡大し始めたところである。コーヒーを飲む文化は新たに生まれてきている」と語った。

(中略)

■ 月間7万人の来客

一ヶ月に約7万人のお客さんを楽しませるカフェ・クラウンは、コーヒーと一緒に出すケーキ、サンドウィッチ、サラダなどの食事でも注目を集めている。コーヒーを紙コップで売るといった速さを求めるサービスを斟酌しないのも、(他店と)異なっている、と担当者は付け加えた。

■ トルコ人は砂糖入りが好き

・一般的に夜のコーヒーはミルク入りの薄めがよい。渋めコーヒーは眠りを妨げるから。
・朝のコーヒーは、ミルクなしの、より濃く渋めがよい
・コーヒーを飲みすぎると、肌が乾燥する
・コーヒー本来の味を楽しむには、砂糖なしで飲む必要があるが、トルコでは砂糖入りが選ばれている。

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( 翻訳者:松岡聡美 )
( 記事ID:10202 )