ザーヘダーンで二度目の爆弾爆破事件
2007年02月18日付 E'temad-e Melli 紙

【政治部】金曜日夜22時頃、比較的強力な爆弾がガヴァーターム・コンプレックスの隣、ザーヘダーン市共和国通りにあるイスラーム学女子学校で爆発した。この爆破事件に続き、武装集団が同地域で人々に対して銃を発砲した。

 大きな爆音を伴った爆弾爆破事件から数時間後、ザーヘダーン県のハサン・アリー・ヌーリー県長は「金曜日夜に起きた爆破事件による物的損害はなく、人命被害もなかった」と語った。同県長は続けて、「この事件を受けて、治安部隊が直ちに現場に急行、犯人らの追跡を行った」と述べた。

 テロ・グループであるジョンドッラー(神の軍)の首領アブドル・マーレク・リーギーはザーヘダーンで金曜日夜にテロ行為を決行する数分前、偽善者たち〔*通常反体制テロ組織モジャーヘディーネ・ハルグを指す〕が運営するテレビ局を通して、テロ予告をしていた。

 バスィージ抵抗軍〔=革命防衛隊指揮下の志願兵組織〕のスィースターン・バルーチェスターン州司令官は、ザーヘダーンでの爆弾爆破事件に関与した複数の容疑者が逮捕されたことを明かした上で、ファールス通信に対し、「犯人らの複数のアジトを特定、120ポンド〔約54キロ〕の爆発物を発見・押収した」と述べた。

 アリー・モウラヴィー=ハギーギー司令官は、ザーヘダーン市で水曜日と金曜日に起きた爆破事件に関し、スィースターン・バルーチェスターン州を恐怖に陥れようとすることを狙ったものだとの認識を示し、さらに「テロ・グループ・ジョンドッラーは、《イラン人民抵抗運動》と改称、アブドル・マーレク・リーギーを首領とし、アメリカ軍によって組織化されている。彼らは、スィースターン・バルーチェスターン地方が不安定であるかのような印象を与えることを狙う外国軍の戦略を実行に移そうとしている」と指摘した。

 この事件は、ここ数日間のうちにザーヘダーンで起きたテロ事件としては二度目のもので、これまでも爆破事件によって革命防衛隊の一般兵士及び一般市民合わせて18名が亡くなっている。

 国連安保理がこのテロ事件を非難したのに続き、EUもザーヘダーンでの最近のテロ攻撃を非難した。IRNA(イラン国営通信)の報道によると、ハヴィエル・ソラナEU外交担当責任者の報道官を務めるクリスティナ・ガラチ氏は、「この事件を受け、ソラナ上級代表はイラン政府ならびに同事件の被害者に対し、お悔やみのメッセージを伝えた」と述べた。

 ガラチ報道官はまた、「われわれは水曜日にザーヘダーンで起きたテロ攻撃を非難する。このような行為は正当化できるものではなく、同事件の犯人らは罰せられるべきである」と述べた。

 他方、最近のテロ事件を受け、ザーヘダーン市民数千名はシーア派・スンナ派を問わず、〔テロを非難する〕署名状に署名、市の治安確保に参加する用意があることを表明し、さらにスィースターン・バルーチェスターン州の治安が永続的に確保されるための環境作りを訴えた。

 〔後略〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:10208 )