イスラム会議機構事務局長、北キプロスを訪問
2007年02月19日付 Yeni Safak 紙

 エクメレッディン・イフサンオール氏は、はじめて「イスラム会議機構事務局長」という肩書きのもと、北キプロス・トルコ共和国を訪問した。

İKÖ(イスラム会議機構)の事務局長エクメレッディン・イフサンオール氏は、この2年の間に、İKÖと北キプロスの間に重要な政治的、経済的、文化的な関係の発展があり、これがより進展することを望んでいると述べた。そして、「我々は、(北キプロスの)不当な出入港禁止がなによりまず取り除かれることを望んでいる。イスラム諸国はこの問題に関しての政治的意向を明らかにしている」と述べた。同事務局長は交渉に臨むべく北キプロスを訪問した。

■北キプロスに歴史的な訪問

イフサンオール氏がエルヂャン空港で行った記者会見では、「初めてİKÖ事務局長の肩書きで訪問することになった。以前にも、組織内上層部からなる代表団が訪問したことがあった。必要とされる接触はすでに行われていた」と述べた。

■タラト大統領「İKÖに勇気を与えられた」

同事務局長は夕刻、北キプロス大統領メフメト・アリ・タラト氏と会談した。ここでタラト大統領は、İKÖが北キプロスの国民に与えた支援に感謝していると述べ、このことが北キプロス国民に勇気を与えたとも語った。また、北キプロス国民はこれによって、将来への明るい展望を得ることができた、と話した。

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( 翻訳者:堀ノ内夏子 )
( 記事ID:10219 )