4月にイスタンブルでイラク・サミット -イラン、米国、シリアが参加
2007年03月02日付 Yeni Safak 紙

イラク問題について、米国政府はシリアとイランそれぞれと二国間会談は行わないと発表する一方で、ライス国務長官がイランとシリアの外務大臣と4月にイスタンブルで会談する可能性があることを明らかにした。

米国政府の情報筋は、4月に大臣レベルで行われる可能性のある2回目の会議が、おそらくイスタンブルで行われるだろうと述べている。ニューヨークタイムズ紙やワシントンポスト紙のような米国紙のほかに、英国のインディペンデント紙も同様の見方をしている。

各紙の報道によると、3月10日にトルコを含めイラク周辺国ならびに国連安全保障理事会の常任国理事国(五カ国)が参加しバグダッドで行われる会議は、大使レベルで行われる予定だ。米国政府は、シリア、イランの両国と同じテーブルにつくことになっても、この両国と二国間会談は行わないことをすでに発表している。米国は、イラクで暴力を扇動しているとして非難しているイランとシリア両国と、3月10日にバグダッドで同じテーブルにつくことになる。この会談では、トルコを含めイラク周辺の隣国のほか、国連安保理の常任理事国である米国、英国、ロシア、中国、フランスの駐バグダート大使らも参加する予定だ。

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( 翻訳者:山下王世 )
( 記事ID:10305 )