ドバイ、トルコのハッカーを非難
2007年03月05日付 Zaman 紙

トルコ人ハッカーによる攻撃のため、トルコではインターネット犯罪が重大な問題になっている。最近では、インターネットのハッカーが、ドバイのコーランの暗記コンテストが行われたwww.quran.gov.aeのサイトをはじめとして、異なる7つのサイトを攻撃した。

政府の情報にダメージを与えることを目的とする集団の活動は、数時間の間に妨げられた。ドバイ当局は、今回の件に関して、必要な対策を講じることと、トルコ当局者と面会することを述べた。パレスチナでの攻撃、アルメニア人虐殺否定法案、そして預言者ムハンマドへの侮辱のために、イスラエル、デンマーク、イタリア、フランスといった国々が度々攻撃を受けていることが知られている。

ドバイ政府のサイトが一時機能しなかったことについて、当局者によって会見が行われた。ガルフニュース新聞社への攻撃に関して、会見を行った政府当局者サリム・アル・シャイル氏は、ハッカー集団の活動がすぐに察知され、2時間以内にシステムが正常化したことを明らかにした。アル・シャイル氏は、サイトにトルコ語で、新聞記者のフラント・ディンク氏の殺害に言及し、その殺害を支援したとする内容を含むメッセージが残されていたことを明らかにした。インターネットのハッカーたちが、自発的に報告したサイト以外での攻撃の結果、ドバイのサイトのいくつかのファイルがダメージを受けた。ハッカーに関して重要な情報を得たドバイの当局者は、サイトに対し追加の保護措置をとる一方で、犯罪者を突き止めるためにトルコへ協力要請を行った。

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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:10327 )