フェネルバフチェのケズマン選手、ジーコ監督を批判
2007年03月07日付 Hurriyet紙

批判が高まっているセルビア人スター選手ケズマンは「ワントップなので効果的にプレーできない」と話した。彼の言い分を認めたジーコ監督はコンヤスポル(訳注:トルコ・コンヤに本拠地を置くサッカークラブ)戦以後ツートップへの変更を決定した。

ピエール・ヴァン・ホーイドンクやニコラス・アネルカのような世界レベルのスター選手のゴールに慣れているフェネルバフチェ(訳注:トルコ・イスタンブルに本拠地を置くサッカークラブ)のサポーターは、マテジャ・ケズマンに対しても同じようなパフォーマンスを期待していた。サポーターが期待するのも不当ではなかった。なぜなら、このセルビア人ストライカーのキャリアは、ヴァン・ホーイドンクやアネルカにひけをとるものではなかったからだ。ケズマンは、パルチザン(訳注:セルビア・ベオグラードに本拠地を置くサッカークラブ)で1度、PSVアイントホーフェン(訳注:オランダ・アイントホーフェンに本拠地を置くサッカークラブ)では2度、得点王になり、その後世界最大のクラブの一つチェルシー(訳注:イングランドのロンドン西部に本拠地を置くサッカークラブ)とアトレティコ・マドリード(訳注:スペイン・マドリードに本拠地を置くサッカークラブ)でプレーした。しかしこのセルビア人サッカー選手は、フェネルバフチェでは期待にこたえられなかった。リーグ戦13試合のうちゴールできたのはたった4回で、ヨーロッパカップでも出場した7試合のうち2回ネットを揺らすことができただけだった。

ケズマンは年額350万ドル(約4億1400万円)の移籍金でトルコで最も高額のサッカー選手になった。しかし長期間ゴールを決められず、チームの成績不振もあってセルビア人ストライカーへの批判は高まっている。

アレックス・デ・ソウザと共に最も反発を受けた2人のサッカー選手の1人であるケズマンは、期待されたパフォーマンスを見せられないことを「ワントップ」でプレーしているせいだとした。

ケズマンは昨日(5日)ジーコ監督と面談して悩みを説明し、自分のそばにもう一人フォワードを配置してくれるよう希望した。ケズマン選手は、ワントップでプレーすることは非常に困難だと強調し「相手チームはいつでも、大勢の選手でディフェンスしてきます。ボールを奪うと顔を上げて、自分の近くにただ一人いるアレックスをみます。彼もすでに厳しくマークされています。彼にボールを渡しても、ゴールのチャンスがないのです。このシステムでゴールを決めることは非常に困難です。ツートップでプレーすべきだと思います。ずっと自分の近くにいて共に攻撃をかけることができ、ボールをパスしあえるチームメートがいれば、よりうまくいきます」と語った。

ケズマンの話を興味深く聞いていたジーコ監督は、彼の言い分は正しいと認め、ツートップへの変更を決定した。ジーコ監督は、この決定を今週のコンヤスポル戦で採用し、フォワードをケズマンとセミフの2人に任せることにした。ジーコ監督はこの2人のすぐ後ろに控えるアレックスにチャンスを与える。中盤の3選手はトゥンジャイ、アウレリオ、アッピア選手になる予定。

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(翻訳者:富田祐子)
(記事ID:10344)