英兵のイランでの様子が映像にて公開:帰国後の証言の矛盾が明らかに
2007年04月10日付 Iran 紙

 [イランのアラビア語放送の]テレビ局アル・アーラムは、イランで拘束中にチェスに興じたり、テレビを見たりしていた英兵らの映像を放映し、「この映像は[イランで]虐待されたという彼らの主張を覆すものである」と報道した。

 同テレビ局で放映された映像では、イギリスの水兵8名と王室海兵隊員7名のうちの数名がトレーニングウェアを着て、チェスや卓球に興じている様子が映し出され、また別の映像でも、彼らがテレビを見たり、花で飾られた大きな食卓で食事をしたりしている様子が放映されていた。また[この映像では]彼らが笑ったり、会話をしている声も聞こえる。

 この映像の放映を当初から担当したアナウンサーは、「これらの海兵らはイランでの拘束中、完全に自由な状態にあったのであり、彼らがイギリス帰国後に発表した内容と矛盾している」と述べている。

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( 翻訳者:下山伴子 )
( 記事ID:10619 )