ベシクタシュ、キーパー不在の危機
2007年04月18日付 Milliyet紙

ベシクタシュのゴールキーパー、ルンジェ選手はサカリヤスポル戦のあと、ホームチームのサポーターに恥部を見せたという理由で、昨日〔4月17日〕「処置」として規律委員会に召喚された。このことで、ゴールキーパーの座をやむなくプロ候補生(PAF)チームの20歳のゴールキーパー、コルジャン・チェリカヤ選手に渡すこととなった。しかし、コルジャン選手もトレーニング中に怪我をした。

サカリヤ・アタテュルク・スタジアムでプレーした試合のあと、ルンジェ選手に「売春婦の子〔訳注:罵り言葉の決まり文句〕」とののしった相手サポーターに反発し、手で「2」を示し、ジェスチャーで「2部リーグへ落ちろ」とのメッセージを送った。このことで、ゴールキーパーのルンジェ選手は昨日代理人の報告に従いプロサッカー規律委員会(PFDK)への出頭を要請された。

出頭の手続きが行われたため、土曜日〔4月21日〕のアンタリヤスポルとのリーグ戦に出場できないルンジェ選手の代わりとなった控えのゴールキーパー、ムラト・シャーヒン選手も怪我をしてしまったため、ティガナ監督〔ベシクタシュ監督〕は第3キーパーのコルジャン・チェリカイ選手に任せざるをえなくなった。しかし、コルジャン選手も昨日怪我をして、ベシクタシュは再び苦境に立たされた。MRI(磁気共鳴映像装置)検査を受けたコルジャン選手は、右ひざの関節が剥離し、今週は絶対にプレーできないと告げられた。アンタリヤ戦には、プロ候補生の控えゴールキーパーの中からエルデム選手、エルトゥルル選手あるいはイルファン選手が出場する見込みだ。

ティガナ監督は経営陣が第3ゴールキーパーのラマザン選手をアンカラスポルへ移籍させる決定に反対し、「移籍させないで欲しい、彼は必要だ」と語ったとされる。ティガナ監督に耳をかさなかった経営陣は、アンカラスポルと会談を行ったのち、ラマザン選手をアンカラスポルに放出した。ベシクタシュからレンタル移籍されたラマザン選手は、アイクト・コジャマン監督から一試合も出場チャンスを与えられず、全試合補欠であった。

サカリヤスポル戦の代理人レヴェント・コルクマズ氏とビュレント・バヤズト氏による報告書の記述によって、ルンジュ選手には最低2試合の罰則が適用されるという。その報告書には「ルンジュ選手は試合後に、ゴール後ろのスタンドからサポーターが浴びせた『売春婦の子』という挑発に対し、サポーターに向かって性器を見せた。その後、再び手でジェスチャーをし、2部リーグへ落ちろとのメッセージを送った。同じスタンドから15人から20人のグループが各々罵倒し続けた」と書かれていた。

ルンジェ選手に与えられた罰則について、観客の挑発が彼の目の前で行われたことと、このことが罰則軽減の理由となりえることが分かっている。2試合欠場の罰則が科せられるとすれば、ベシクタシュは、4月26日にフェネルバフチェと行うフォルティス・トルコ杯セミファイナルの雪辱戦でもユース選手がゴールキーパーを務めることになる。

■オネル氏「真実をさぐる」
ベシクタシュの事務局長ケナン・オネル氏は、「ルンジュはサポーターに何もしていないと言っている。今日弁護のためにビデオテープを請求した。最後まで真実を探る。公正かつ平等な条件で闘いたいと思う」と語った。

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(翻訳者:塚田真裕)
(記事ID:10671)