アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィー、「イラクを支援することは宗教的義務」
2007年04月18日付 E'temad-e Melli 紙

【ISNA】大アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、イラク問題は今日のイスラーム諸国が直面するもっとも重要な問題であると述べた。

 マカーレム=シーラーズィー師はバスラのスンナ派住民の一団と会見を行い、その中でイランとイラクは古くから同胞としての関係を有してきたとした上で、「あなた方の苦しみはわれわれの苦しみ、あなた方の喜びはわれわれの喜びである」と付け加えた。

 同師はまた、イラク問題はイスラーム諸国が直面する最も重要な問題であると指摘した上で、「この問題を解決し、〔イラク国民を〕敵の魔手から救い出すことは、宗教的・部族的な対立を取り除き、団結を成し遂げることで、初めて可能となる」と述べ、さらに「イラク問題の解決のために、誠意をもって団結の道を選ばねばならない。そうすることでのみ、ムスリムに勝利がもたらされるであろう」と続けた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:10683 )