イランとEU、明日トルコで会談へ
2007年04月24日付 Hurriyet 紙

イランの核問題に関してEUとイランの間で途絶えていた協議が、トルコで再開される。ハビエル・ソラナEU共通外交・安全保障政策上級代表と、イラン核交渉責任者のラーリージャーニー最高安全保障委員会事務局長の会談が、明日(25日)トルコで行われることとなった。

ソラナ代表とラーリージャーニー事務局長の会談は、国連安全保障理事会が先月、イランに対し新たに第二次制裁決議を採決して以来初めてとなる。

協議は、アンカラの迎賓館で行われる予定である。アブドゥッラー・ギュル外相が協議の前または後に、ソラナ代表やラーリージャーニー事務局長と会談することも予定されている。イランとEUのトルコでの会談プロセスは、4月17日にイランのマヌーチェフル・モッタキー外相が行った突然のアンカラ訪問から始まった。モッタキー外相は、EUとの協議再開の意思を明らかにし、ギュル外相に協力を求めた。外交交渉の結果、4月25日にトルコで協議を行うことで両者が合意した。一方でイランのマフムード・アフマディネジャード大統領は、昨日行った会見で「私たちは決してウラン濃縮活動を中止するつもりはありません」と述べ、両者合意への期待は弱まった。

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( 翻訳者:新井仁美 )
( 記事ID:10712 )