工業高校卒業者を採用すれば、雇い主は無税に
2007年04月27日付 Yeni Safak 紙

 財務大臣ケマル・ウナクタンから工業高校へ吉報がもたらされた。ウナクタンは、人数調整のために人気が失墜した工業高校の卒業生を採用した会社には免税措置を行うと述べた。

 イヴェディキ集合工業地帯を訪問したウナクタンは、着任の際にも集合工業地帯を訪問したことがあり、現在の状況は非常に遺憾であると語った。ウナクタン財務大臣は、着任当時自動車産業は停滞していたことを説明しつつ、「胸が苦しくなるような状況だった。〔しかし〕今は、誰もが行動を起こしていて、職を求めている」と述べた。〔続けて〕経済はさらに向上し、利子やインフレは減退すると述べたウナクタンは、これからは、利益はそこまで上昇しないとしても、常に安定するだろうと述べた。〔そして、〕トルコは第二の時代に突入しており、今後は付加価値のより高い製品が生産されると話した。さらに、これから提出される新しい法律では、工業高校の卒業生を採用した会社に対し免税措置がとられることを明らかにした。研究開発促進政策にともない、新プロジェクトを立ち上げた者の賃金の80-90%を免税対象とすることを明言したウナクタンは、「おそらく保険料も半額になるだろう」と語った。財務大臣は、現在内閣の議題となっているこの制度改正によって起業家への経済的補助も行われる予定だと述べた。

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( 翻訳者:藤巻晋也 )
( 記事ID:10751 )