筋肉・骨の病気にかかる人々の低年齢化
2007年04月28日付 Iran 紙

【社会部】数年前に比べると生理学者たちは忙しくなっている。理学療法に訪れる患者の年齢が低下しており、ほとんどのイラン人の生活状況を考慮すると、今より生理学者は忙しくなることであろう。

 運動不足、食への無関心、体重の増加、座り方や立ち方や仕事の仕方に対する不注意、ストレス、そして間違った運動の実施-このようなことが、社会に理学療法を必要とする要因となっている。一方で保険会社などの諸組織は『治療』に関心を集中させており、『予防』や『予防の文化』はこうした組織や人々の間に根付いていない。更に、この国における理学療法士の数は、人口に対する必要人数よりはるかに少ない。つまり約1,200人の理学療法士では、日ごとに増える理学療法を必要とする人々に対応することができないのだ。


 *患者の年齢は60歳から30歳に低下

 第18回理学療法学会の科学委員長であるアッバース・ラヒーミー博士は、理学療法に訪れる患者の年齢について、「患者の平均年齢は約60歳から30~35歳に低下している。今日、整形外科と理学療法の診療所を訪れる患者の多くが、若い人たちで占められている」と語った。同氏は、運動不足の生活、摂食状況、体重の増加、肥満などが、この分野で影響を及ぼす諸要素であると確信している。

 ラヒーミー博士はさらに「『私たちは、いつも生活のために駆け回っていて、これ自体が運動だ』と言う人々もいる。しかし、これは運動ではなくストレスであり、むしろ軟骨を破壊する原因となる」と述べた。

(中略)

 ラヒーミー博士は、何パーセントの人が筋肉や骨に問題を抱えているのか、という質問に答えて、「この分野において、科学的に信頼のおける統計は存在しない。しかしながら、何パーセントの人がそのような問題に直面していないのか、とあえて問うのであれば、そのような人はあまりいない、もしくは全くいない、と言えるだろう。社会の多くの人がこうした問題を抱えているのだ」と語った。

(後略)

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( 翻訳者:清水悠史 )
( 記事ID:10881 )