在バスラ・イラン総領事館にイギリス兵が発砲
2007年05月12日付 Iran 紙

 イギリス軍はパトロール部隊の車両から、在バスラ・イラン総領事館に向けて発砲を行った。

 多国籍軍中央司令部は、この件に関して声明を発表し、「イギリスのパトロール部隊はバスラの政府庁舎方面に向かってパトロール中、イラン総領事館に隣接する『アル・サラージー』地区にいた武装勢力の襲撃に遭った」と主張した。この声明は更に、「イギリス軍はこの襲撃後、10分間にわたり、武装勢力と戦闘を交えた。その結果、武装勢力1名が負傷、イギリス軍は発煙筒を投げ、戦闘地域を逃れることに成功した」とも述べた。

 この事件は、イラン領水を侵犯した15名のイギリス海兵隊員拘束事件以降発生したイギリス軍による在バスラ・イラン総領事館への攻撃としては、2度目のものだ。

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( 翻訳者:清水悠史 )
( 記事ID:10902 )