プーチン大統領という障害
2007年05月13日付 Milliyet 紙

ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、モスクワが中央アジアの天然ガスを支配し続けることを保証する、新しいパイプライン建設の件でトルクメニスタンとカザフスタンの首脳を説得することに成功した。
トルクメニスタンのクルバンギュル・ヴェルディムハメドフ大統領主催でカスピ海にあるトルクメンバシュ(旧クラスノヴォーツク)の町で行われた三国首脳会議で、カスピ海に沿って新しい天然ガス施設が建設されることが決定した。この話の展開はアメリカ合衆国とヨーロッパ連合(EU)によって支援されるトルコを経由するナブッコプロジェクトを困難な状況に陥らせた。

ヴェルディムハメドフ、プーチン大統領そしてカザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ首相が参加した首脳会議の後に発表された共同声明で、三国の政府が第一段階で年間に200億立方メートルの容量のパイプラインを建設することに関する準備を9月1日までに終えることが発表された。この合意は、モスクワの直接の支配下にある中央アジアの天然ガスの年間量を900億立方メートルまで高めた。
プーチン大統領は首脳会議の始めに行った演説で、「三国の経済に関わる重要な問題を取り上げるために我々は集まった。さらに、我々が話すことが世界のエネルギー市場に直接関わると私が言ったとしても誇張したことにはならない。」と述べた。プーチン大統領は首脳会議で至るだろう合意がヨーロッパおよび一般の国際的な市場により多くの資源を供給することを保証すると言った。
ヴェルディムハメドフ大統領は、三国が新しいパイプラインを建設するために合意することはナブッコプロジェクトを葬り去るわけでは無いと述べた。今は国際的に、天然ガス輸送路が増える時代なのだと述べたトルクメニスタンの大統領は、記者が中国とイランにも天然ガスを売ろうとなさっていますね、と述べたのを受け、「心配なさらないでください。みなさんに足りるだけの天然ガスはあります。」と述べた。

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( 翻訳者:白石百合子 )
( 記事ID:10961 )