イスラーム諸国の駐日大使たちの会議がイラン大使主催で開催
2007年05月26日付 Iran 紙

【社会部】イスラーム諸国の大使・公使による会議が、イラン・イスラーム共和国駐日大使の主催により、東京にある同大使公邸にて催された。

 IRNA(イラン国営通信)によると、イランのモフセン・タラーイー駐日大使は、このように述べた上で、次のように付け加えた。「日本在住のムスリム・コミュニティの現況や相互の関係の水準向上のあり方、そしてイスラーム文化・文明の価値観に対する日本の人々の理解増進などが、この会議に出席したイスラーム諸国の大使・公使らの話し合いの重要な中心テーマであった」。

 タラーイー大使によると、日本の河野洋平衆議院議長も参加したこの会議において、イスラーム諸国の代表者たちは、イスラーム世界や、イスラーム世界と日本の関係に関連するさまざまな懸案事項・テーマについて提起した上で、日本とイスラーム諸国の政府高官たちの間で〔活発に〕意見交換や話し合いを行う必要性を強調したとのことである。

 日本の河野洋平衆議院議長も、この会議の中で、日本との関係においてイスラーム諸国が占める位置の重要性を指摘しつつ、相互関係拡大のための重要な条件の一つとして、互いの文化・価値を理解し合うことの必要性について言及した。

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( 翻訳者:清水悠史 )
( 記事ID:11086 )