ノアの違法な箱舟、取り壊しへ
2007年06月05日付 Milliyet 紙

グリーンピースがアララト山国立公園の保護地区に、地球温暖化に注意をひくために建設したノアの箱舟が撤去される必要があることがわかった。

アウル県庁が、エリ村周辺にノアの箱舟のシンボルの建設を許可するか否かについて文書で見解を求めたところ、環境・森林省国立公園総局はこれに否定的な回答をした。
当のグリーンピースは、建築許可をウードゥル県庁に申請した。ウードゥル県のサイム・サッフェト・カラヒサルル知事は、環境・森林省に見解書を求めることなく、ノアの箱舟の建設について「自らのイニシアティブを発揮して」許可を与えた。

カラヒサルル知事は、先週、コルハン高原での式典にて、ウードゥル市民を代表して木船を受け取った。
その一方で、環境・森林省国立公園総局は、6月1日にウードゥル県庁に送った公式文書のなかで、公園の領域内の「不法な」構造物について、どのように許可が与えられたのかをたずねた。ノアの箱舟が、法的に環境・森林省の許可を得ることなく、国立公園エリアに建設されたため、取り壊される必要があることがわかった。

しかし環境・森林省大臣のオスマン・ペペ氏は、グリーンピースの目的を暖かく見守っており、選挙前に取り壊すといった早急なことはされないことがわかった。

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( 翻訳者:トルコメディア研究2007 )
( 記事ID:11186 )