イスタンブルで海開き 市が認定したきれいな海岸ベスト6
2007年06月20日付 Hurriyet 紙

市の管理するビーチである、フロリア・チロズ、ギュネシュ、メネクシェ、ジャッデボスタン1~3、キュチュクス、カラブルンのそれぞれが、夏の間開放される。

イスタンブルが耐え難い暑さとなるのに伴い、ビーチも開放された。イスタンブル広域市の管理下にある6つのビーチとシレ市当局が管理する3つのビーチがシーズン中市民が利用できるようになる。

フロリア・チロズ、ギュネシュ、メネクシェ、ジャッデボスタン1~3、キュチュクスおよびカラブルンのビーチでは、人びとが安心して海に入ることが出来るように、132台の救急車、10隻の救命ボート、7つの救急施設が用意される。さらに、シレとカラブルンの海岸のビーチでは、ジェットスキーも救命活動に利用される。上記2つのビーチでは、これに加え、ビーチには安全ロープとフェンスが張りめぐらされた。また、ビーチでは係員が特別な制服を着用し、救命ベスト、無線機、拡声器、警笛、救命用浮き輪、魚雷型の救命ブイ、双眼鏡など、あらゆる種類の器具を装備することになる。

■水着も安売り
イスタンブルのビーチでは、美観を守るため、市民に経済的な価格で水着を販売できるようにすることが予定されている。さらに、シレ市当局の管理下にある、海岸線の長さが1000メートルにおよぶウズンクム、2,950メートルのアヤズマおよび、500メートルのアーラヤン・カヤそれぞれのビーチでも、計60台の救急車、4台の水上バイク、1つの救急施設、4隻のモーターボート、6台のジェットスキーが救命活動に利用される。3つのビーチでパラソルは814本、寝椅子は1198個ある。

■5箇所で海水の質が悪化
イスタンブルの海水が海水浴に適切かどうか、その水質を83箇所の海水浴場で分析した結果、海水の質は43地点で良好、35地点で十分とされたが、5地点については劣悪であるとされた。県保健局のメフメト・バカルは、市はどの海水浴場の管理もきちんと行なっていると述べ、2007年5月に83箇所の海水浴場の調査を行った際、劣悪と評価されたうちの5箇所はシリヴリにあると述べた。

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( 翻訳者:森 天眞 )
( 記事ID:11198 )