中央銀行、金利引下げを各銀行に通達
2007年06月24日付 Iran 紙

イラン・イスラーム共和国中央銀行は本日、国営及び民間諸銀行の金利引下げに関する金融委員会の決議を、諸銀行へ通達した。

メフル通信の報道によると、本年度内に金利を国営銀行12%・民間銀行13%に引下げるという金融委員会の決議は、ホルダード月26日(6月16日)の会議において大統領の承認を得て、本日国営及び民間諸銀行に通達された。

金融委員会による法令は、全て決定後すぐ通達が出されるのだが、この最新の案件、つまり銀行の金利引下げについては、問題の重要性から大統領の指示と承認に委ねられていた。

またこれにより全ての銀行は、2週間以内に通達内容に沿った実施規約をまとめねばならないことになった。

中央銀行のエブラーヒーム・シェイバーニー総裁は昨年、メフル通信の記者に対して次のように述べていた。「法に基づき、金融委員会の決議に反した業務を行っている銀行は、例外なく様々な処罰を受けることになるだろう」。

金融委員会は、1386年3月26日土曜日(西暦2007年6月16日)に中央銀行で開かれた第1085回会議において、国営銀行12%・民間銀行13%の金利引下げを決定し、大統領も昨日これを承認した。

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( 翻訳者:佐藤成実 )
( 記事ID:11243 )