アル・カーイダ、イランを脅迫
2007年07月10日付 Iran 紙

 イラク・アル・カーイダ組織の指導者は、「2ヶ月以内にイラク・シーア派政権への支援をイランがやめない場合には、イランに対して戦いを起こす」と脅迫する声明を発表した。

 アブー・オマル・アル・バグダーディーは50分間にわたるテープの中で、さらに「われわれはペルシア人、特にイランの指導者たちに対して、イラク・シーア派政権へのあらゆる支援をやめ、直接的・間接的な干渉を停止するための猶予期間を2ヶ月間与える。これらのことが果たされなかった場合には、過酷な戦争がお前たちを待っているだろう」と述べた。

 バグダーディーのこのテープはまた、イランまたはイラン人と取引のあるスンナ派アラブ諸国に対しても、イランとの関係断絶のための猶予期間として、2ヶ月間の猶予を与えるとの声明を伝えている。バグダーディーはさらに、次のように付け加えている。「われわれはイラン国内、あるいはアラブ諸国、特にペルシア湾岸諸国で活動している全ての商業関係者に、シーア派イラン人商人とは一切関わらぬよう勧告・警告する。そのための猶予期間は、2ヶ月だ」。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:11362 )