トルコの人々の睡眠時間は8.5時間
2007年07月26日付 Zaman 紙

2006年にトルコ共和国統計機構(TÜİK)がトルコ全国民に向けて初めて行った「時間の使い方に関するアンケート」の結果によると、トルコ国民は睡眠に一番時間を使っている。

一年の全ての日を考えてみると、15歳以上の人々は一日に平均して8時間32分を睡眠に使っている一方で、運動に充てる時間はたったの7分だということが判明した。トルコ人の24時間の使い方を調べると、働いている男性は1日に平均で6時間8分、女性はと言うと4時間19分を仕事に充てていた。仕事をしている女性は、テレビを見る、本・新聞を読むといったことに1時間34分しか使っておらず、働いていない女性は2時間18分を使っていた。


人々が何をするためにどれほどの時間を割いているかは、教育レベル別調査では違いが見られた。教育を受けていない人達は、食事の用意や家の家事、庭仕事、育児に4時間10分使っている一方で、小学校卒業者は平均3時間34分、中学・高校卒業者は平均2時間17分、高等専門学校以上の学歴保持者は平均2時間8分をこの活動に充てている。一方で教育を受けていない人々は一日に平均で1時間14分を仕事や求職活動に割いている一方で、高学歴保持者達はこの活動に3時間39分を充てていることが分かった。女性が家事にかける時間を細かく見てみると、この活動にかける時間の46パーセントが食事の用意、調理、食器洗いといったことに対してで、21,2パーセントが家の掃除、13,8パーセントが育児をして過ごしている。男性は一日で平均51分(を家事に費やしており)内13,5パーセントを食事の用意、調理、食器洗い等に、20,4パーセントを育児に使っている。

ヨーロッパ諸国で1998-2002年の間に行われたアンケートで得られた結果と比較すると、働いている男性と女性は一日の活動の中で一番多くの時間を睡眠時間に費やしていた。全ての国で女性は時間の相当部分を家事に当てており、男性はと言うと仕事に充てていた。

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( 翻訳者:百合野 愛 )
( 記事ID:11491 )