レイ、深刻な環境汚染に直面
2007年07月30日付 Iran紙

【社会部】テヘランの下水が〔テヘラン南部の〕レイに垂れ流されていることで、同地域の環境が危機に直面している。

 テヘラン州環境保護局総局長のセイエド・ガヴァーモッディーン・ボゾルギヤーン氏がIRNAに語ったところによると、テヘランの汚水の流出によって、レイでは環境汚染や土壌汚染、地下水汚染といった問題が多く発生しているという。

 同総局長は、テヘランの下水がレイに垂れ流されていることで生じている、これらの化学的な環境汚染によって、農業の分野においても多くの問題が引き起こされているとした上で、さらに「残念ながら、レイの一部の農地への灌漑用水は下水によって汚染されており、社会に衛生上の問題を引き起こしている」と続ける。

 同総局長はまた、次のように説明している。「テヘランの下水は4本の大型河川を通じて、市の南部(レイ)に流れており、このうち70パーセントは生活排水である。テヘランの高所〔=北の山がある方向〕から流れる河の安全な水も、そこに含まれている」。

 ボゾルギヤーン氏はさらに、レイに流れている下水には少量の産業排水も含まれているとした上で、「産業廃水は少量ではあるが、水質汚染に非常に大きな影響を持っている」と指摘する。

 同総局長によれば、テヘランの南部やヴァラーミーン平原に流れている汚水には有機系・鉱物系の物質が含まれているとされ、これらの物質や重金属類はコメなどの植物によって吸収されて、その植物を摂取する消費者に対して衛生上の問題を引き起こす原因となるという。

〔後略〕

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(翻訳者:中谷登紀子)
(記事ID:11555)