マーリキー首相、北イラク問題でトルコとイランに反発
2007年08月27日付 Zaman 紙

イランに続いてトルコが北イラクを攻撃したとの主張を確認したイラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は、イラン、トルコ両国に反発した。

マーリキー首相は、26日の記者会見の中で、イランと同様にトルコも、テロ組織であるクルド労働党(PKK)の北イラクにおける拠点を破壊したと発表した。首相は「イランとトルコによる破壊作戦は、イラク主権への侵害である。我々はこの侵害を認めない、この問題は外交経路で解決されなくてはならない」と述べた。またこの問題に関する遺憾の意を、外務省の経由で伝えると述べた。

さらに、マーリキー首相は会見の中で、自身の罷免を望んでいるアメリカ上院議員ヒラリー・クリントン氏とカール・レヴィン氏を痛烈に批判した。マーリキー首相は、「イラクを自国領のように見ているアメリカ人もいる、たとえばヒラリー・クリントンとカール・レヴィンだ。彼らは頭を冷やすべきだ」と述べた。

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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:11757 )