北イラクで、イランによるPKK系組織爆撃が継続
2007年09月01日付 Milliyet 紙

イランはクルディスタン自由生活党(PJAK)に対する軍事作戦を継続している。この地域から逃げた村人らは、イランが村々を爆撃したと主張している。

イランは、自国で組織されたテロ組織であるクルド労働者党(PKK)の分派であるクルディスタン自由生活党に対して、8月15日に開始した軍事作戦を継続する一方、北イラク国境のカンディル山とハジウムラン地方を間断なく爆撃している。イランの爆撃から逃げた村人らは、イランが、クルディスタン自由生活党の活動拠点などないのに彼らの村々を爆撃したと述べている。

イランは射程距離の長い大砲で国境地域の山々を間断なく爆撃している。特にハジウムラン地方のコド、ベルドゥナス、ドヴセバル、カニ・クタフ、チャヴリハヴァ、メラヌジメイダヤ地域と、カンディル山に対して絶えず爆弾を降らせた。

■村人らは村を離れ・・・
イランの爆撃によりハジウムランとカンディル地方の100近くの村々が無人と化した。村人らは運ぶことができる家財道具をロバに積み、村を出た。イランの国境地域の村々からも、現在までのところ2,500人以上の村人が移動しなければならないことが明らかにされた。
テロリストらは、「攻撃–逃走」 戦術でイランの革命防衛隊に対する軍事行動を組織する中、クルド労働党の勢力はイラク側へ退いた。ハジウムランの町チョマン近郊の安全地帯に張られたヘアー・クロスのテントに避難する村人らも、国境の村々から逃げてきたと話した。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:11798 )