トルコ最大のイフタール用テントでは、一日で8500新トルコリラの出費
2007年10月06日付 Hurriyet 紙

バージュラル市が設置したトルコ最大のイフタール用テントでは、毎日約2500人のためのイフタールを供している。1000平方メートルのテントでのイフタールは、市が契約したテマシュ社が準備しており、かかる費用は慈善心に富んだ実業家たちが支払っている。1人分のイフタールの食事代は3リラ40クルシュ(約336円)で、2500人分の食事に支払われるお金は1日で8500(約84万1500円)リラになる。バージュラル市は合計21000平方メートルを「ラマザン・イフタール」用の用地に充て、この用地を整備するためラマザン月の2ヵ月前に作業を始めた。電気、水道設備、仮設トイレ、礼拝所を建設している。イフタール用の場所には、水ぎせるやチャイ、コーヒーを飲むための遊牧民風テント、本とプレゼントを売る店、遊園地もある。市関係者は、目的は「手頃な出費」で、楽しいラマザンを過ごしてもらうことにあると述べている。

イフタール期間中は50クルシュ(約50円)でチャイを飲むことができ、2リラ(約198円)で(遊園地にある)ダージャム(電気自動車。ほかの車にぶつけて遊ぶ)とバレリーナ(の乗り物)に乗ることができる。イフタール用テントはイフタールの後には(食事が終ると)、「講演及びコンサート」用に整えられ、ここでは無料で楽しんだり学んだりすることができる。エンデル・サラチ博士のラマザン期間中の食事の栄養についての話を聴講したり、別の日にはオルハン・オルメズのコンサートを、また別の日にはFKM(ユーフラテス文化センター)の役者たちが演じる「彼を待っているとき」という劇を見ることができる。さらに参加者たちは、「コーランと生きる」「礼拝で活力を」というようなパネルディスカッションに加え、「女性と社会生活」「権利の向上と文民憲法」といった政治的問題などを含む調和のとれたテーマについても専門家の意見を聞くことができる。


■何トンもの食物を使っている
イフタールの食事全般を任されているテマシュ社がどの料理を作るのかについては、市の保健局が指示している。3種類の料理の他に、日替わりの飲み物またはお菓子が提供されている。スープ、羊肉、牛肉または鶏肉のメイン料理、ピラヴまたはパスタから成る副菜が、リストの中心となっている。栄養のバランスをとるため、食事は平均1200~1300カロリーを超えないようにされている。家から動いて出ることができない人々や、イフタールに間に合わない人々にも同じメニューで300食分が配布されている。テマシュ生産計画部長のエルギン・ギョニュルタシュは「ラマザンのために9tの羊肉、牛肉、7tの鶏肉、6700kgの米、4200kgのマカロニ、1830kgのレンズ豆、6tのジャガイモ、1800kgのユフカ、2tの液状油、1300kgのサルチャ、300kgのバターを用意した」と述べた。

■ネクタイをしたウェイターたち
イフタール用のテントでは、テマシュ会社の10人のキッチン係と20人のウェイターが働き、市からは60人が掃除係、警備係、技術者として役割を担っている。このイフタールの企画が滞りなく進行するため、民営の警備会社にも加わってもらっている。準備はイフタールの3時間前に始まる。市の職員は食事が堤供される場所の最後の掃除を行い、テマシュ社の20人のネクタイをしたウェイターたちはテーブルを組み立て、きれいな花柄のテーブルクロスを広げるのだ。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:12098 )